黒鮪(クロマグロ)

五島列島福江島の大浜地区で漁獲される旬の魚介類についてご紹介いたします。2008年旬の魚・第一弾、1月は、「黒鮪(クロマグロ)」をご紹介いたします。

黒鮪(クロマグロ)

漁獲期間:10月~3月

4月の魚「太刀魚(タチウオ)」

【写真:黒鮪(クロマグロ)一本釣り漁の様子】

マグロは全世界で7種類存在し、私たちが一般的に「マグロ」と呼ぶのは最高級のクロマグロ(本マグロ)、ミナミマグロをはじめ、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンナガマグロの5種類です。寿司ネタとして重宝される極上のトロがとれると言われるクロマグロは数種類いるマグロ属で最も美味で最上等種とされます。また魚体の色と希少価値から「黒いダイヤ」とも呼ばれています。最近、このクロマグロの乱獲等で全国的に漁獲量が落ち込んでいましたが、今年数年ぶりに五島列島ではクロマグロの若魚、ヨコワ(地方によってはクロマグロの若魚をヨコ、ヨコワ(近畿・四国、九州・五島列島含む)、メジ(中部・関東)、ヒッサゲ、成魚をホンマグロ(東京)、シビ、クロシビ(各地)などと呼びます。)がさかんに漁獲されました。そこで今月は日本人が最も好むとされる魚、クロマグロをご紹介いたします。

漁獲方法

延縄漁、一本釣り

 

生態

名称 黒鮪(クロマグロ) 学名 Thunnus orientalis
分類 スズキ目・サバ科・マグロ属 分布域 日本近海をはじめ太平洋に広く分布します。 マグロはその種類によって生息場所が大きく異なります。クロマグロは北半球、ミナミマグロは南半球の温帯海域に多く住んでいます。またメバチマグロとキハダマグロは、赤道に近い熱帯、亜熱帯の海域に、ビンナガマグロは温帯の海に広く分布しています。
生態 マグロの中でも最も大きくなる種類で、全長3m、重さ400kgを超えるものもあります。魚体は形態的には無駄のない完全紡錘形で、台湾近海で産卵し日本近海で育った若魚は、太平洋を横断し北アメリカ西岸に達します。その後、成長しながら北太平洋を移動して日本近海戻ってきます。海中では口と鰓蓋を開けて遊泳し、ここを通り抜ける海水で呼吸します。また、泳ぎを止めると窒息するため、たとえ休息時でも止まりません。食性は肉食性で、表層・中層性の魚類、甲殻類、頭足類などを捕食します。 特徴 通常は時速30~60kmくらいで泳ぎますが、最速160キロで泳ぐとも言われています。マグロは餌の乏しい外洋を回遊することが多いため、餌を捕まえるために高速で泳ぐ能力を身に付けました。また、高速遊泳時における水の抵抗を少なくするために、第一背ビレ、胸ビレ、腹ビレを収納する装置(鰭収納溝)を備えていることが特徴で、さらに強力な尾ビレは優れた推進力を生み出します。海の最速の魚といえます。

調理方法

鮪の刺身

【写真:鮪の刺身】

天然のクロマグロ、やはり刺身もしくは寿司でいただくのが一番ではないでしょうか。

掲載日:2008年1月31日

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