真鯛(マダイ)

五島列島福江島の大浜地区で漁獲される旬の魚介類についてご紹介いたします。2・3月は、「真鯛(マダイ)」をご紹介いたします。

真鯛(マダイ)

漁獲期間:2月~5月

2・3月の魚「真鯛(マダイ)」

【写真:真鯛(マダイ)一本釣りの様子】

桜前線が日本列島を駆け抜ける春、海の中では産卵を目前に控えた鯛がその体を美しい桜色に染めるようになります。真鯛の旬は産卵期直前のこの桜の季節といわれ、このころのタイを"桜鯛(さくらだい)”と呼び珍重されます。五島列島でも2月下旬ごろから桜鯛が漁獲され始め、まさに今シーズンピークを迎えています。今月は味はもちろん見た目も美しい春の魚、桜鯛(真鯛)をご紹介いたします。

漁獲方法

一本釣り

市場に流通する真鯛は、天然ものと養殖物があります。養殖ものの方が多く市場に流通していますが、天然ものの真鯛は養殖ものにない鮮やかな体色とクセの少ない食味で重宝されています。五島列島で漁獲される天然ものの真鯛はほとんどが一本釣り漁で漁獲され「活けじめ」されたものです。

生態

名称 真鯛(マダイ) 学名 Pagrus major
分類 スズキ目スズキ亜目タイ科マダイ属 分布域 北海道以南から南シナ海北部までの北西太平洋に分布します。
生態 成魚は水深30メートルから100メートルの岩礁地帯に生息します。群れを作らず単独で行動します。また、頑丈な顎と歯で、エビやカニの硬い殻も噛み砕いて食べてしまいます。春の産卵期(2月-8月温暖な地域ほど早い)になると浅い沿岸域に移動し、藻場で産卵します。稚魚は小魚やエビなどのプランクトンを捕食し成長します。生後1年で15センチ程度に成長し2-3年で浅場を離れて深みに移ります。寿命は20年から40年と言われ、大型のものは体長1メートルに達します。 特徴 紫褐色を帯びた光沢のある淡紅色の体色で、青い小斑点が散在します。若魚では体側に5本の不明瞭な横縞があり、成魚になるとこの横縞がなくなります。体は側扁した楕円形で、顎が前方にわずかに突き出ています。強い顎と歯をもちます。

調理方法

真鯛の刺身

【写真:真鯛の刺身】

身は歯ごたえのある白身でクセがないのが特徴です。刺身、寿司ネタはもちろん、鮮度の落ちが遅いことも鯛の特徴なので焼き魚、鯛めし、吸い物、煮付け、鍋料理など様々な料理に利用ができます。五島列島の天然真鯛、一度ぜひご賞味ください。

掲載日:2008年3月24日

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